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西区のヤマモモ物語

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私、西区の「金武のヤマモモ」です。相当のおばあさんです。何せ、300歳を優に越えているのですから。ために、背丈は14m、足回りは8m、胸回りは4.4mにもなってます。が、やはり歳には勝てず、大きい洞が出来、枝が折れ・・・体力が衰えました。専門の医者(樹木医)に治療を受け、また、大きな杖で支えて貰っています。ただ、この高齢に敬意を表されて、福岡県の天然記念物の指定を受けています。
それにしても、私、この地区に起こったこと、沢山見て、聞いて来ました。特に、大飢饉、大洪水、何度もの戦争、その悲惨さ、思い出すと、胸が張り裂けます。今は、まずは平和、何よりです。
ところで、私、多くの生きものを保護し育てて来ました。特に私から巣立った仔フクロウさん、数え切れません。今後も、出来る限り・・・と思っていますので、皆様、引き続き私を温かく見守ってください。

西区のメダカ物語

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私達メダカは、かつては、皆さんに、特に子供に、身近で親しい友魚でした。が、環境の変化により仲間がどんどん減って行きました。
ただ、このような状況を憂慮した人達がいらして、近年かなりの組織が立ち上っています。また、個人的にも昔を懐かしみ、私達を保護育成しておられる方も少なくありません。このような人達、組織・個人を問わず、出来るだけかっての水辺環境の再現に努めておられます。
鉢や壷や池には底に水草を植え、浮き草を入れ・・・大小のビオトープとなっている例も少なくありません。お蔭で、私達もかなり安心して魚生を送ることが出来るようにもなりました。
私達の子供は学校が大好きです。ちょっと覗いて見てください。そして一緒にあの懐かしき「メダカの学校」を歌おうではありませんか。

西区のキンラン物語

西区のキンラン物語


私達、西区の某所でほそぼそと命を保っているキンランです。かつては、花口こそあまり多くはなかったものの、結構あちこちに住んでいました。が、私達が好む陽が適当に射しこむ山林の減少により、仲間が減っていきました。それに、心なき人達が私達を一斉に誘拐し売り払いました。その仲間達も殆ど死んでしまったようです。環境の変化に対応でき難いし、根粒菌と一緒でないと生きていけないのです。
ただ、私達を保護してくれる人達がいて、ここでは少しずつですが子孫が増えています。ただ、私達のいとこのギンランは、とうとう絶滅してしまったようです。
私達、鮮やかさ、謙虚さ、上品さを併せ持つ日本古来の蘭として、皆さんに大事にされてきました。私達を見つけても、どうか採取しないで、そっと見守るだけにしてください。切にお願いします。

西区のフクちゃん・ロウちゃん物語

fukurou


私達、西区の「金武のヤマモモ」の洞で生まれたフクとロウです。5月のある日のことです、早く餌を貰おうとして身を乗り出し過ぎて、地上にすべり落ちてしまいました。父さん、母さんは慌て、パニックに陥りました。5月とはいえ夜はかなり冷えますし、雨風に曝されるし、イタチ、ヘビ、キツネ等の外敵に見つかりやすくなるからです。
だけど、父さん、母さんは、私達を保護できる場所を懸命に探しました。幸い、近くに薮があったので、ここに枯枝や落葉や苔で地上の仮家を営みました。そして、まだよちよち歩きの私達を激励し、あるいは叱咤して、ここに誘導しました。そして寒さを凌ぐため、このように寄り添って温め合い、体温を保つよう教えました。
お蔭で、私達は無事に巣立ちをすることができました。そして今、それぞれ良き相手を見つけ、幸せな家庭を築いています。
プロフィール

植物物語

Author:植物物語
福岡市西区の植物を紹介していきます。

このブログ記事は「西区まるごと博物館推進会」自然部会
幹事 牛尾昌義様よりご提供頂いております。

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