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西区のカラスビシャク物語

カラスビシャク


私、西区の某畑の畦に住んでいるカラスビシャクです。私達の花のユニークな形が「烏が使う柄杓」と見做されたのです。ただ、ハンゲ(半夏)と呼ばれることも多いようです。夏の半ば頃に姿を現すからです。かつては彼方此方に住んで、厄介な雑草として迷惑がられたようですが、今はそれほど普通ではなく、遭うのに結構苦労されるかも知れません。それにしても、奇妙な花でしょう。実は私達、サトイモ科で、あのミズバショウやマムシグサの親戚で「仏炎苞」と呼ばれる苞葉(花茎の基部に付く葉)が特徴なのです。「仏炎」は、仏像のありがたき光背のことです。じゃとぅも、蛇頭(スネークヘッド)を連想される方も多いようです。私も、そのように見えるかも知れません。このスタイル、人様や猫様も興味を示されるようで、俳句にも登場します。「暫くを 烏柄杓に しゃがみこむ」「烏柄杓 猫は出てゆき すぐ戻る」のです。
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西区のマタタビ物語

matatabi.png


私は、西区と糸島市の境をなす日向峠の某林中に住んでるマタタビです。「猫にまたたび」と謂われるように、猫が陶酔する植物として知られていますが、実際の姿を知っている方は、多くはないようです。一見何てことない蔓木ですし、住んでいるところが、多くが、人族があまり足を踏み入れない自然林で、かつ湿潤な地ですし、個体数も少なめだからでしょうか。「またたびや 花ちる岩の たまり水」「またたびの 花や鞍馬路 昼暗く」等の吟のとおりなのです。私達に出会うチャンスは初夏です。枝先の葉が白くなり、見つけやすくなるのです。私達の名「又旅」に所以するようです。旅で疲れた際、私達を食べると元気が出て、又旅を続けられる、とされたのです。実際に多くの薬効があり、特に「またたび酒」は著効です。それにしても、あの矜持(プライド)高き猫さん達が、ダラダラ涎を垂らして・・・私達も不可思議です。
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植物物語

Author:植物物語
福岡市西区の植物を紹介していきます。

このブログ記事は「西区まるごと博物館推進会」自然部会
幹事 牛尾昌義様よりご提供頂いております。

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